東京ダービーでのクラブ揶揄目的の貼り紙問題 日本代表OB指摘「犯罪行為は起こさないように」

代表OBが指摘【写真:Getty Images】
代表OBが指摘【写真:Getty Images】

元日本代表DF栗原勇蔵氏が東京ダービーで発生した事象に見解

 FC東京は4月22日、13日に味の素スタジアムで行われたJ1リーグ第8節東京ヴェルディ戦(2-2)で発生した事象と今後の対策について公式サイトで報告している。

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 クラブによると、試合当日の京王飛田給駅のスタジアム通りにおいて、「FC東京を揶揄するものと思われる張り紙が複数確認された」といい、一部はクラブパートナーが設置した自動販売機にも貼られていたという。東京Vも21日にスタジアム通り周辺の道路や公共設置物(街路灯・自動販売機等)への無許可の貼り紙による迷惑行為があったことを報告していた。

 FC東京と東京Vは試合前日、調布警察署と連携して不法・違法行為防止のためにスタジアム周辺をカメラ撮影することを告知。クラブは飛田給駅前交番や地元自治会とも連携して今回の事案に対応したと伝え、主管団体の東京Vにも情報提供を実施。また、「8月に弊クラブ主管にて開催いたします次回対戦時において、両クラブが連携して対策を検討していくことを確認」したという。

「FC東京では、スタジアムのご来場者に安全で快適な試合観戦体験を提供するために、調布市やスタジアム近隣のみなさまとのさらなる協議、連携により、地域と一体となった安全・安心な試合運営をこれまで以上に進めてまいります」

 FC東京はこのように声明を出している。元日本代表DF栗原勇蔵氏は、「これではフーリガン(熱狂のあまり騒動を引き起こすサッカーファン)と変わらない。ダービーでいいほうに熱くなるのは選手やクラブも歓迎ですけど、悪いほうはダメ。特に、犯罪行為は起こさないようにしないといけない」と、節度ある盛り上がりを呼びかけていた。

(FOOTBALL ZONE編集部)



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