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U-23豪州は“未勝利”で「幕を閉じた」 パリ五輪への切符逃し落胆「希望が打ち砕かれた」
A組最終戦でカタールと0-0ドロー
U-23オーストラリア代表は現地時間4月21日、パリ五輪最終予選を兼ねたU-23アジアカップ(杯)のグループリーグA組最終戦でカタールとスコアレスドローに終わった。同大会の敗退が決定したなか、母国メディアも嘆きを伝えている。
今大会はカタールで開催され、16チームを4組に分けたグループリーグを実施して各組の2位以上が準々決勝に進出する。パリ五輪へは3位以内のチームが出場権を獲得し、4位のチームはギニアとの大陸間プレーオフに回る。
オーストラリアはグループリーグ初戦でヨルダンとスコアレスドロー。続く第2戦インドネシア戦は0-1で敗れてここまでノーゴール勝利なしの苦しい状況に。グループリーグを突破するには、最終戦でカタールに勝利したうえで他会場の結果次第という崖っぷちに立たされていた。
迎えた21日のカタール戦。試合は最後まで両者得点を許さず0-0に終わる。もう一方の試合はインドネシアが強さを見せ4-1でヨルダンを撃破。最終順位は1位カタール、2位インドネシア、3位オーストラリア、4位がヨルダンとなった。
オーストラリアはこの時点でグループリーグ敗退。パリ五輪への切符も逃すことに。母国紙「Brisbane Times」は「オーストラリア、U-23アジアカップ敗退でパリ出場を逃す」と結果を報道。「一連のチャンスを作り出したが、これまでの試合と同様に、それらのチャンスをものにすることができなかった」と3戦とも得点できずに敗退した事実を伝えている。
オーストラリア代表の公式サイトも「カタール戦の0-0引き分けを受けて幕を閉じた」と嘆く。またAFC(アジアサッカー連盟)の公式サイトでは「カタールとの膠着したドローでオーストラリアの希望が打ち砕かれた」といった表現で結果を紹介していた。
(FOOTBALL ZONE編集部)