決勝弾直前“ゴールライン越え”も得点!? 疑惑シーンに日本代表OB見解「これは割っている」
松本山雅の決勝点となった讃岐のオウンゴールに脚光
松本山雅FCは、4月20日に行われたJ3リーグ第9節カマタマーレ讃岐戦で2-1と勝利した。この試合の決勝弾は直前のプレーがゴールラインを割っているようにも見えて反響を呼んでおり、元日本代表DF栗原勇蔵氏は「これは正直割っている」と見解を述べている。
【注目】白熱するJリーグ、一部の試合を無料ライブ配信! 簡単登録ですぐ視聴できる「DAZN Freemium」はここから
松本は後半8分にMF菊井悠介が味方の折り返しをヘディングシュートで決めて先制。一方で同24分には讃岐も反撃し、MF前川大河のゴールで同点に追い付く両チーム譲らない展開となる。
スコアが再び動いたのは後半36分。松本は左サイドからMF安永玲央がドリブルで仕掛ける。ゴールライン際で相手MF竹村俊二と競り合いバランスを崩すも、中央へクロス。その浮き球をクリアしようとした讃岐DF宗近慧の蹴ったボールがそのままオウンゴールとなった。
ただ、突破を仕掛けた安永は竹村と競り合った場面でラインを割ったようにも見えるため、讃岐の選手たちが抗議する様子もあった。
日本代表OB栗原氏は「これは正直割っている」と、率直にコメント。「ただ、VAR(ビデオ・アシスタント・レフェリー)があっても1ミリ単位の見極めが必要な世界。J3にはVARが導入されていないわけで、審判はそれを自分たちの目で判断しないといけない。仮に誤審の可能性があったとしても、仕方ないというか、従うしかない」と見解を述べていた。
page1 page2