「高校生とは思えない」 J2で生まれた17歳スーパー弾に驚き…三笘2世の声も「完璧な軌道!」
清水17歳MF西原源樹がクラブ最年少ゴールマーク
清水エスパルスは4月20日、J2リーグ第11節でベガルタ仙台を3-2で下した。後半に生まれたこの試合の決勝点は、今季2種登録された現役高校生のクラブ最年少弾によってもたらされたなか、相手GKが一歩も動けないゴラッソ弾に「高校生とは思えない」「完璧な軌道!」と驚きの声が広がっている。
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仙台をホームに迎えた一戦で17歳MF西原源樹が躍動した。後半24分からピッチに立つと、2-1とリードして迎えた後半38分だった。ペナルティーエリア内右で味方からパスを受けると、相手が寄せてきた動きを朝笑うかのように巧みなステップでボールを前に持ち出すと右足を一閃したシュートをゴール右上に突き刺した。
相手GKが一歩も動けないゴラッソ弾は、17歳4か月4日でのクラブ最年少ゴールに。清水ユース所属ながら今季2種登録された新星のワンダフルな一撃でホームは歓喜に包まれ、本人も喜びを爆発。チームはその後、1点を返されたものの西原の決勝点でリーグ3連勝、首位をキープしている。
西原は現役高校生ながらもロアッソ熊本との今季開幕戦(2-1)でいきなりベンチ入りを果たすと、その試合で後半38分から途中出場。クラブ最年少記録となる17歳2か月9日でのJデビューを飾り話題に。その存在を大きくさせているのが、最大の武器である鋭いドリブル突破からのチャンスメイクだ。
ボールを持つとスピード感あふれるドリブル突破で縦に進み、チャンスに絡む。そのプレーぶりが日本代表MF三笘薫を彷彿とさせることから“三笘2世”の呼び声も。そんな期待の有望株が決めたプロ初ゴールはまさに一級品で、SNS上では「完璧な軌道!」「末恐ろしい17歳」「高校生とは思えない」「凄い子が現れた」「こりゃ未来の10番だ!」などと驚きの声が相次いだ。
これまでのクラブ最年少ゴール記録は、2012年にMF石毛秀樹(現ガンバ大阪)がナビスコカップ(現ルヴァンカップ)で決めた17歳8か月16日。この記録を見事に塗り替えてみせた新星のさらなる活躍に期待は膨らむばかりだ。