アーセナル冨安は「最高の状態ならいいDF」 ベストパフォーマンスからの乖離を英指摘
元フランス代表FWアンリ氏や元英代表DFリチャーズ氏が厳しい見解
イングランド1部アーセナルは、4月17日に行われたUEFAチャンピオンズリーグ(CL)準々決勝第2戦のドイツ1部バイエルン・ミュンヘン戦に0-1で敗れ、CL敗退となった。この試合に日本代表DF冨安健洋は先発出場したが、英メディア「TBR Football」は、冨安の実力がアーセナルにふさわしいか疑問を投げかけている。
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イタリア1部ボローニャから2021年夏にアーセナルに加入した冨安は、それまでのセンターバックではなく、右サイドバックとしてレギュラーポジションを1年目から獲得した。しかし、2シーズン目以降は負傷も重なり、出場試合は限定的なものになっている。
バイエルン戦で久しぶりの先発出場を果たした冨安だが、失点シーンについてクラブOBの元フランス代表FWティエリ・アンリ氏に批判され、元イングランド代表DFマイカ・リチャーズ氏からも「(負傷後は)元のレベルに戻っていない」と、指摘された。
レジェンドたちからの批判を受け、「TBR Football」は、「最高の状態であれば、冨安はいいDFだ。万能であり、最終ラインのどこでもプレーできる。だが、バイエルンのような相手と対戦する時、しばらく先発出場していなかった彼を、不得意なサイドで起用するのは正しかったのか? 結果的に答えはノーだ。十分ではなかったし、ガナーズがCLから敗退することになった要因の1つだ」と言及。さらに、「今夏、冨安がアーセナルに留まることができるかも興味深いところだ」とまで伝えていた。
(FOOTBALL ZONE編集部)
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