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日本との頂上決戦に「赤信号」 2連勝も日韓戦の不安を韓国指摘「打撃は非常に大きい」
U-23アジア杯・グループ最終節で日韓戦が実現
U-23日本代表は、パリ五輪最終予選を兼ねたU-23アジアカップのグループリーグで最終節を残し韓国と同率でB組1位となっている。4月22日に両チームの直接対決が行われるなか、韓国メディアは「2連勝にも明るく笑えなかった」と不安要素を指摘している。
カタールで開催されている今大会は、16チームを4組に分けたグループリーグを実施。各組の2位以上が準々決勝に進出する。グループリーグ2試合を終えた日本と韓国は、ともにB組首位(勝ち点6/得点3/失点3)で並ぶ。パリ五輪へは3位以内のチームが出場権を獲得し、4位のチームはギニアとの大陸間プレーオフに回る。
19日の中国戦で、韓国は2-0の勝利。UAE(アラブ首長国連邦)との第1戦を1-0で勝利し2連勝となったが、同国の総合ニュースサイト「news1」は「2連勝にも明るく笑えなかった」と守備の不安を挙げている。
この試合、後半4分にセンターバック(CB)のソ・ミョングァンがハムストリングの怪我で負傷交代。同アディショナルタイムには先発したもう一方のCBピョン・チュンスが今大会2枚目の警告を受ける。警告累積で日本戦に出場できなくなったのだ。
「news1」は「イエローは不必要な行動のためだった」と、ピョン・チュンスの警告について指摘。また「韓国は宿命のライバルを相手に中国戦に先発出場したCBの2人が出場できなくなった。日本はグループリーグ3試合のうち、最も守備が重要な相手であり、打撃は非常に大きい」と不測の事態を嘆いている。
韓国メディア「SPOTV NEWS」も「日韓戦に中央のDFが不在」と報道。「主力DFの不在で赤信号が灯った」と日本戦に向かううえで母国代表の痛手を実感しているという。
どちらもベスト8への切符をすでに手にしているが、順位次第でどのグループの国と戦うかに変化が生じる。日本も気の抜けない一戦は、22日にジャシム・ビン・ハマド・スタジアムで行われる予定だ。
(FOOTBALL ZONE編集部)