「4人交代」新ルールも…香川に声かからず ドイツ杯16強でドルトムント“攻撃陣序列”が明白に

 

延長戦までもつれ4人交代ルール採用も、香川は公式戦3試合連続出番なしに終わる

 ドルトムントの日本代表MF香川真司は、PK戦の末に勝利を収めた現地時間8日のDFBポカール・ラウンド16のヘルタ・ベルリン戦で公式戦3試合連続の出番なしに終わった。今大会では延長戦に入った場合、4人目の選手交代が認められる新ルールを採用しているが、勝ち越し点の欲しい場面でも香川に声はかからなかった。

 互いにゴール前まで迫るシーンが多いオープンな展開で進んだ試合は、前半27分にヘルタがFWカルーのボレーシュートで先制。追いかけるドルトムントは後半開始と同時にDFピスチェクとDFシュメルツァーを下げ、MFプリシッチとDFギンターを投入。早めの交代策で反撃体制を整えると、後半2分にプリシッチのお膳立てからMFロイスが決めて同点に追いついた。

 勝ち越しゴールを狙うドルトムントは同32分に3人目の交代としてMFゲレイロに代えてMFカストロをピッチに送り出した。ここで、90分間で3つの交代枠を使い切った。しかし、このラウンド16から延長戦に入った場合は、4人目の交代が認められる新ルールのため、1−1のまま90分間が終わった時点でまだ香川にも出番のチャンスはあった。

 

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