U-23日本“退場劇後”のロッカー室「感動した」 苦境ハーフタイムが反響「めちゃ雰囲気いい」
「Team Cam」が中国戦の舞台裏公開
U-23日本代表は、パリ五輪最終予選を兼ねたU-23アジアカップのグループリーグ初戦で中国を1-0で下し、白星スタートを切った。前半に退場者を出す波乱の初陣となったこの試合の舞台裏を収めた映像が公開され、ハーフタイムのロッカールームを捉えたワンシーンに熱視線が注がれている。
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今大会の初戦となった中国戦で、大岩剛監督率いる日本は前半8分、MF松木玖生の先制弾で幸先良くリード。しかし同17分、ボールのないところで中国MFジャ・フェイファンにDF西尾隆矢が肘打ちを見舞い一発レッドとなるアクシデントが発生。残りの約75分間を10人で戦う苦しい状況になった。
それでもGK小久保玲央ブライアンが好セーブを連発してチームの窮地を救うなど、守備陣の奮闘もあり勝利。数的不利の状況ながらきっちり勝ち切った。JFAの公式YouTubeチャンネル上ではこの試合の舞台裏に迫った「Team Cam」が公開され、苦境に陥ったあとのローカールームを収めた場面が注目されている。
西尾の退場で混沌とするなか、ピッチから戻った選手たちはロッカールームに戻ると、キャプテンのMF藤田譲瑠チマらがポジショニングやマークに関して激しく言葉を交わす。好セーブを見せた小久保がチームメイトから称えられる場面もあり、苦境に陥ったなかでも良好なムードを窺わせるシーンが収められている。さらに指揮官からは熱い激も飛んだ。
「想定内じゃないか。セットプレーで1人少なくなったところ、俺たち準備しているじゃないか。こういう時、自分たちが1人1人、チームのために献身的にやることで必ず勝てる。それが俺たちの自信になる。相手がおびえる。そういうゲームにするぞ、ラスト45分。今出ている奴は惜しむな、出し切れよ! 途中から入ってきてくれる人は必ずパワーをくれる。俺たちこの試合で勝つぞ、必ず。オッケー、さぁいこう」
この光景に対して、ファンからは「感動しました」「めちゃくちゃ雰囲気いい」「ハーフタイムのロッカールーム。いい雰囲気だね。勝つなと言う雰囲気。かなり勝ちたいエネルギーもでてる」と賛辞が続々。今大会波乱の幕開けとなった大岩ジャパンだったが、苦境を乗り越えようとする勇敢な姿に反響が広がっていた。
[試合情報]
AFC U23アジアカップ カタール2024
グループステージ第2戦
UAE vs 日本
日時:4月19日(金)24時30分キックオフ
放送:DAZN、NHK総合