ミラン番記者が本田の“中盤起用”を再提言! 「合理的でインテリジェントな選手だから…」
「本田に出場するチャンスは…」
中国企業と身売りで合意に達しながらも、再三のドタキャンで1月の移籍市場では資金調達が叶わなかった。開幕前も補強に失敗しながら、モンテッラ監督は下部組織出身の若手抜擢などでチームを躍進させていた。ピッチ内外の危機的な状況に、ヴィンチ記者は心配していた。
本田の中盤起用を提案したヴィンチ記者だが、実現の可能性は低いという非情な見解を示している。
「本田に出場するチャンスはない。ただあったとしても、本当にわずかなチャンスだろう。出られる試合は何試合かに過ぎない。そのうちのひとつがボローニャ戦とも言える」
本田はミランサポーターから、残留という決断を非難されるほど厳しい立場に立つ。名誉挽回のチャンスは訪れるだろうか。
【了】
倉石千種●文 text by Chigusa Kuraishi
ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images