ミラン番記者が本田の“中盤起用”を再提言! 「合理的でインテリジェントな選手だから…」
ヴィンチ記者も嘆くミランの苦しい現状
ACミランは2月5日に行われたセリエA第23節サンプドリア戦に0-1で敗れ、公式戦4連敗を喫した。移籍市場での資金力不足が響き、選手層の薄さと故障者の続出によって失速している。その一方で、日本代表FW本田圭佑はヴィンチェンツォ・モンテッラ監督から信頼を手にすることができず、戦力外状態にもかかわらず1月の移籍市場で残留を決めた。
主力が蓄積疲労によりガス欠危機の状態のため、地元メディアからは本田起用を提案する声も出ている。地元テレビ局「7ゴールドTV」のミラン番記者、パオロ・ヴィンチ氏は2017年のチームの現状を憂いている。
「サンプドリア戦はドラマティックに負けてしまった。(リーグ戦で)ここ6試合でたったの勝ち点5だったのが、(サンプドリア戦の敗戦で)7試合で勝ち点5となった。(特に2017年は)1月8日のカリアリ戦に勝った後、トリノ戦でも引き分け、イタリア杯を含めると4試合連続負け。とても重い結果となった。完全に(優勝戦線の)軌道から外れてしまった。ヨーロッパカップ戦の出場圏内からも外れるリスクがある。それは4シーズン連続ということになってしまう」
昨年末からリーグ3位と順調だったミランだが、2017年に入って一気に失速した。