日本代表MF齋藤の横浜FM残留が正式決定! 俊輔の“10番”を継承、新エース襲名へ

海外移籍を模索も先月末から“練習生”として合流 横浜FMで通算9シーズン目に突入

 横浜F・マリノスは8日、今オフの移籍が浮上していた日本代表MF齋藤学と契約を更新したと発表した。背番号は昨季まで付けていた11番から、元日本代表MF中村俊輔がジュビロ磐田に移籍したことで空き番号となった10番を付けることになった。

 齋藤は横浜F・マリノスプライマリーからジュニアユース、ユースを経て08年にトップデビュー。2011年に期限付き移籍で加入した愛媛FCでは「エヒメッシ」、横浜FM復帰後には「ハマのメッシ」の愛称で親しまれ、持ち味のドリブルはJリーグでも屈指の切れ味を誇っている。

 日頃から「マリノスのために」とトリコロール愛を公言してきた齋藤だが、今オフは自身の目標でもあった海外移籍に揺れた。1月15日に行われた横浜FMの新体制発表会では、背番号11の欄に名前こそ記されるも契約更新は発表されず。だが、移籍交渉は思うように進まなかったため、1月下旬からは“練習生”として横浜FMのトレーニングに参加し、宮崎キャンプにも帯同していた。

 紆余曲折を経ての残留、そして2008年に2種登録選手としてトップデビューを果たして以来、通算9年目となる新シーズンに向けて、“新10番”のプレーに注目が集まる。

【了】

フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

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