横浜FM守護神ポープ、失点に悔恨「僕自身も防げた」 ACLアウェー蔚山戦で0-1惜敗
ACL準決勝第1戦が開催
横浜F・マリノスは4月17日にAFCチャンピオンズリーグ(ACL)の準決勝、東地区のナンバーワンを決める蔚山現代(韓国)との初戦をアウェーで対戦し、前半の失点を取り返せず0-1で敗れた。ファインセーブを見せたGKポープ・ウィリアムだが、前半の失点を「防げたものだった」と悔やんだ。
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横浜FMはアジアのカップ戦が再編された2002年以降では初のアジア王者を目指し、この日韓対決に臨んだ。この2戦合計方式の準決勝を突破したチームが西地区の準決勝を突破したクラブとホーム&アウェーの決勝に臨み、アジアを制したチームは2025年6月に開催される32チームに拡大されたクラブ・ワールドカップ(W杯)への出場権も得る。
敵地でのゲームにも積極的な立ち上がりを見せる横浜FMは、序盤にセットプレーから数回のチャンスを得た。しかし徐々に蔚山にペースを握られると前半19分、サイドからのクロスを中央でFWチョ・ミンギュに収められると、そこからのラストパスを後ろから走り込んだMFイ・ドンギョンに蹴り込まれ0-1とビハインドを背負った。
後半はウィリアムがファインセーブを連発する。後半5分にカウンターからチョ・ミンギュが最終ライン背後に抜け出す決定機を作られたが、ウィリアムの位置を見て狙ってきたループシュートをギリギリのところでセーブして凌いだ。
後半23分にもカウンターを受けた横浜FMは、ゴール前での混戦からこぼれ球をチョ・ミンギュに狙われるも今度はゴールポスト直撃。1分後にもカウンターからイ・ドンギョンに際どいシュートを放たれるも、ウィリアムがかろうじて触ったボールはゴールポストに当たって外れた。さらに後半26分にもゴール前から放たれたチョ・ミンギュのシュートをウィリアムがスーパーセーブ。横浜FMは、なんとか1点差を維持して試合を終え、ホームでの第2戦に大きな希望をつないだ。
試合後のウィリアムは「前半、失点してしまって僕自身も防げたものだった。個人のスキルの問題もあった。チームのみんなもタフに戦ってくれた。この敗戦に責任を感じるし、ホームで借りを返したい。必ず次に勝てるように、ホームでいい準備をしたい。僕自身もチームを勝たせられるようないい準備をしたい」と話した。横浜FMは、ホームでの逆転を期して24日の第2戦に臨む。
(FOOTBALL ZONE編集部)