冨安スタメン左SB起用「真剣に考えるべき」 CLバイエルン戦へ英推奨「論理的な選択」
CL準々決勝第2戦でバイエルン・ミュンヘンと敵地で対戦
イングランド1部アーセナルは現地時間4月17日にUEFAチャンピオンズリーグ(CL)の準々決勝第2戦でドイツ1部バイエルン・ミュンヘンと敵地で対戦する。ホームでの初戦を2-2で引き分けたアーセナルは、アウェーでの勝利が求められるなか、この一戦に向けて、英紙「ガーディアン」や英紙「ザ・タイムズ」などに寄稿するジェームズ・マクニコラス記者は日本代表DF冨安健洋を先発起用すべきだとコメントしている。アーセナル専門メディア「Arsenal Insider」が報じた。
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直近のリーグ戦でアストン・ビラに0-2の敗戦を喫したアーセナルは、CLで準決勝に進むためには勝利が求められる。「Arsenal Insider」は「ミケル・アルテタ監督が大一番に向けて最も悩むポジションが左サイドバックだ。ヤクブ・キヴィオルは初戦でその役割に苦しみ、ハーフタイムでオレクサンドル・ジンチェンコと交代した。このウクライナ人はアストン・ビラ戦で先発の機会を与えられたが、苦しい時間を過ごした。後半に交代する時には一部のアーセナルファンからブーイングを浴びたほどだった」と、左サイドバックの人選が難しい状況にあることを指摘した。
そして「バイエルンがサイドで見せるクオリティーを考えても、アルテタ監督が正しい選択をできるかは重要になる。そのため、冨安健洋に信頼を寄せることになるだろう」と、直近2試合の状況から冨安の先発を予定した。
また、マクニコラス記者も「私は冨安に『ゴー』の合図を出す時だと思う。私たちのDFのなかで、冨安が最も1対1に強いDFだ。論理的な選択だと思う。あとは彼がフィットしている状況にあることを願うよ」と、コンディションだけが問題だとした。
今季、負傷が多い冨安はこれまでリーグ戦17試合に出場しているが、先発での起用は5試合のみとなっている。それでも「最高の状態であれば、富安は素晴らしい、信頼できるDFだ。ミュンヘンでアーセナルを待ち受ける試練に向けて、フィジカル的に準備ができているかは今後明らかになるが、もし先発できる状態であればアルテタ監督は真剣に彼の左サイドバック起用を考えるべきだ」とし、「選手も必要とされた時に何ができるかを示さなければいけない。アーセナルは最近、冨安と新たな契約を交わしたばかり。今こそ彼はコンディションの問題を振り切り、活躍できることを示さなければいけない」と、冨安にとっても重要な一戦になると報じている。
(FOOTBALL ZONE編集部)