アーセナル冨安健洋は「1対1で最も優れている」 CLバイエルン戦での“選択肢”を英予想
アーセナルはCL第2戦で勝利を掴めるか
イングランド1部アーセナルは現地時間4月17日にUEFAチャンピオンズリーグ(CL)の準々決勝第2戦でドイツ1部バイエルン・ミュンヘンと敵地で対戦する。英地元紙「ロンドン・イブニング・スタンダード」が試合の予想スタメンを公開。日本代表DF冨安健洋は含まれなかった。
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アーセナルはホームでの第1戦で2-2の引き分けに終えているため、準決勝にコマを進めるためにはアウェーの地で勝利が求められる。直近のリーグ戦でアストン・ビラに0-2で敗れるなどチームの状況は決して上向きではない。そんななかで大一番を迎える。対するバイエルンはリーグタイトルを逃したこともあり、このCLに全てを懸けてくるはずだ。
「ロンドン・イブニング・スタンダード」紙の予想スタメンは以下の通り。
GK
ダビド・ラヤ
DF
ベン・ホワイト
ウィリアム・サリバ
ガブリエウ・マガリャンイス
オレクサンドル・ジンチェンコ
MF
マルティン・ウーデゴール
デクラン・ライス
ジョルジーニョ
FW
ブカヨ・サカ
カイ・ハフェルツ
ガブリエウ・マルティネッリ
リーグ戦でもおなじみの11人が並んだ印象だが、中でも注目は左サイドバックの人選。バイエルンとの第1戦ではポーランド代表DFヤクブ・キビオルがスタメン出場したが、マッチアップしたFWレロイ・サネに苦しみ、ハーフタイムにウクライナ代表DFジンチェンコとの交代を告げられた。そのジンチェンコは直近のアストン。ビラ戦で先発したが、かねてから指摘されていた守備面の不安を露呈してしまっていた。第2戦の予想スタメンにはジンチェンコが名を連ねたが、冨安の選択肢についても言及されている。
「このウクライナ人(ジンチェンコ)はよくやっていたが、日曜日のアストン・ビラ戦では集中力を欠きがちであることを示していた。相手のホームで、それもバイエルンのようなチームを相手にそれを許容できる余裕はアーセナルにはない。それこそが、アルテタが冨安健洋を起用したがる理由だろう。彼はこのスカッドのなかで、おそらく1対1では最も優れている。しかし、彼は昨年12月以降、一度も先発では起用されていない」
ふくらはぎの負傷で長期離脱していた影響から、冨安は今年に入ってまだアーセナルでは4試合でしかプレーしておらず、先発出場の機会はない。現地メディアからも1対1の強さは最強とお墨付きだが、他の選手が引き続き優先で起用されると予想されていた。第1戦ではベンチを温め続けた冨安に出番は訪れるだろうか。
(FOOTBALL ZONE編集部)