中国は「次の試合で負けて敗退」 日韓白星“揃い踏み”に母国嘆き「悪いニュース」

中国メディアが嘆き【写真:2024 Asian Football Confederation (AFC)】
中国メディアが嘆き【写真:2024 Asian Football Confederation (AFC)】

日本は中国に、韓国はUAEに1-0で勝利

 大岩剛監督率いるU-23日本代表は4月16日、パリ五輪最終予選を兼ねたU-23アジアカップのグループ初戦で中国と対戦し、MF松木玖生の決勝ゴールで1-0と勝利した。白星発進の一方で、前半17分でDF西尾隆矢が相手選手に肘打ちを見舞い一発退場。対戦相手だった中国メディアは、その後行われた韓国対UAEの結果を受けて「国内オリンピックにとって悪いニュース」と落胆した。

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 今大会はカタールで開催され、16チームを4組に分けたグループリーグを実施して各組の2位以上が準々決勝に進出する。パリ五輪へは3位以内のチームが出場権を獲得し、4位のチームはギニアとの大陸間プレーオフに回る。B組の日本は中国、アラブ首長国連邦(UAE)、韓国と対戦する。

 初戦の中国戦で日本は前半8分、MF山田楓喜の高精度クロスに松木が左足ボレーで合わせ、幸先良く先制した。しかし、同17分に日本をアクシデントが襲う。ボールのないところで中国MFジャ・フェイファンに背後から当たられた西尾が肘を振るような形で応戦。当初はプレーが流れたものの、ビデオ・アシスタント・レフェリー(VAR)が介入し、主審がオンフィールドレビューを実施したうえで、西尾にレッドカードが提示されてしまった。

 残り約75分間を10人で戦い抜いた日本は、松木が挙げた1点を守り切り1-0で勝利。さらにその後、韓国もUAE戦で後半アディショナルタイムに劇的な決勝ゴールを挙げて1-0で白星スタート。次戦で韓国と対戦する中国。中国大手メディア「SOHU」は「韓国と日本は同率1位。国内オリンピックにとって悪いニュース。次の試合で負けて敗退となる」と見出しを打って報道。日韓が揃って勝利したことで「次のリーグでは日本と韓国がともに勝てば出場権が決まる」と現状に悲観していた。

(FOOTBALL ZONE編集部)



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