中国デビュー弾のオスカルに英紙「“重い値札”を証明する旅に出発」 ACLで浦和と対戦へ
浦和、ソウル、WSWと同居する“死のF組”
観衆2万5860人が詰めかけたスタジアムを熱狂させたオスカルは、後半35分にお役御免となった。6000万ポンド(約84億円)とも言われる移籍金で中国へ渡ったスターについては、前所属チェルシーの地元紙「デイリー・ミラー」も注目していた。「彼の公式戦最初のゴールは、わずか34分で訪れた。“おいしいボール”が転がり込むと、オスカルはワンタッチで運び、キーパーの届かない位置にきっちりと蹴り込んだ」と公式戦初ゴールの様子を記述している。
その一方で「長い道のりになるかもしれないが、ブラジル人プレーヤーはその“重い値札”を証明する旅に出発した」と、高額な移籍金の価値を証明し続けなければならないことにも触れている。この勝利によって上海上港は、浦和レッズ、FCソウル(韓国)、ウェスタン・シドニー・ワンダラーズ(オーストラリア)と同居するグループFへと組み込まれた。まさに「死の組」となった激戦区を勝ち残るのは、どのクラブだろうか。
【了】
フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web
ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images
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