「日本DFの非紳士的プレー」 衝撃の肘打ちレッド退場劇に海外驚き「顔を腕で殴った」

西尾隆矢(写真一番左)がVARを経て一発退場【写真:2024 Asian Football Confederation (AFC)】
西尾隆矢(写真一番左)がVARを経て一発退場【写真:2024 Asian Football Confederation (AFC)】

前半17分にDF西尾隆矢が一発レッド退場処分

 U-23日本代表は4月16日、パリ五輪最終予選を兼ねたU-23アジアカップのグループ初戦で中国と対戦し、MF松木玖生の決勝ゴールで1-0と勝利した。白星発進の一方で、前半にDF西尾隆矢が相手選手に肘打ちを見舞い一発レッドとなるハプニングが発生。この場面はグループBのライバル韓国の現地メディア上でも取り上げられた。

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 問題の場面は1-0と日本がリードした前半17分に起きた。ボールのないところで中国MFジャ・フェイファンに背後から当たられた西尾が肘を振るような形で応戦。当初はプレーが流れたものの、ビデオ・アシスタント・レフェリー(VAR)が介入し、主審がオンフィールドレビューを実施したうえで、西尾にレッドカードが提示されてしまった。

 幸先良く先制した日本だったが、西尾の退場で残りの約75分間を10人で戦う苦しい状況に。一発退場を命じられたシーンを改めて振り返ると、報復行為と捉えられても仕方のないもので、「テレビ朝日」で解説を務めた元日本代表DF内田篤人氏も「映像を見られたら印象が悪い」と見解を伝えていた。

 ネット上では西尾の行動が軽率だったとの見方が強く物議に発展したなか、この場面に韓国紙「スポーツ朝鮮」も注目。やや乱暴な印象も与えたワンシーンとあって「日本DFの非紳士的プレー」と驚きを持って伝えられた。

 記事では「西尾はボールに関係ないところで中国MFジャ・フェイファンの顔を腕で殴った。フェイファンがうしろからぶつかった直後に見せた行動だ」と詳細を報道。日本の試合中に起きた思わぬ瞬間の反響は海外メディア上にも広がっていた。

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