「めちゃめちゃ怒られる」 元日本代表DFが明かす“常勝軍団”鹿島のスライディングルール
西大伍が自身のYouTubeチャンネルで言及
いわてグルージャ盛岡に所属する元日本代表DF西大伍は、4月14日のJ3リーグ第10節FC大阪戦(0-1)後に自身の公式YouTubeチャンネルでライブ配信を実施。そのなかで、鹿島アントラーズ時代のスライディングに関するルールを明かしている。
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これまでコンサドーレ札幌(現・北海道コンサドーレ札幌)、アルビレックス新潟、鹿島アントラーズ、ヴィッセル神戸、浦和レッズ、札幌と渡り歩き、2023年夏にJ3のいわてに期限付き移籍した西。今年からいわてに完全移籍し、ここまでリーグ戦7試合1得点を記録している。
“常勝軍団”と謳われた鹿島時代には国内三大タイトル獲得を経験し、日本代表でも2キャップを刻んだ熟練の36歳は、4月14日に行われたFC大阪戦後にライブ配信を実施。後半30分に失点して0-1で敗れた試合に関して、「中盤が支配されすぎ」との視聴者からの指摘を受け、「今日は中盤はなかった」と語った。
「そこで(中盤にボールが)入った時に行けずに下がってしまうことで、相手の前進を許してしまってゴール前まで行くことがある。そこで失点も多かった」
そのなかで、「これはチームごと、監督ごとのやり方がある」と前置きしたうえで、スライディングに関しての“決まりごと”について触れている。
「ゴール前でスライディングする時は、鹿島ではスライディングは絶対に当たる時しかしちゃダメ。あとは立って守るのが決まり。滑ってかわされるようなことがあればめちゃめちゃ怒られる。そういう基準はみんなで共有していくべきだと思う」
西は「若くてこれからの選手たちが多いので、彼らを成長させることも僕の仕事。僕にとっても成長の機会」と、自身の経験をチームに還元していくことを誓っていた。