微妙な判定の連続に募る不信感

　「マルカ」紙によると、L・スアレスは試合直後のインタビューで「2枚目の警告は不必要だろう！　いつものように審判からはなんの説明もなかった」と恨み節をぶつけ、クラブが審判技術委員会に対して働きかけるとした。しかしバルサびいきの「ムンド・デポルティーボ」紙は、「アピールはするけど、ほとんど機能しないだろう」と判定がひっくり返らないであろうことを、皮肉交じりに予測している。

　バルサはリーガ第20節のベティス戦（1-1）で、ゴールラインを割ったにもかかわらず得点を認められない“誤審”などもあった。この日もアトレチコに与えられたPKについて、ピケのタックルはファウルでなかったように見え、ピケらは猛抗議している。国王杯3連覇に王手をかけたチームだが、判定への不信感は日に日に高まっているようだ。

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フットボールゾーンウェブ編集部●文　text by Football ZONE web

ゲッティイメージズ●写真　photo by Getty Images