GKの衝撃ミス「プロとしてありえない」英代表DFが酷評 2戦連続で失点関与「気の毒」
バーンリーはGKのミスで勝ち点を逃す
イングランド1部バーンリーは、現地時間4月13日にブライトンと対戦し1-1ドローとなった。この試合でブライトンに同点ゴールを献上したGKのまさかのミスの反響が広がっている。
ブライトンの日本代表MF三笘薫が負傷で欠場するなか迎えた試合は、ホームのバーンリーが後半29分に先制。その5分後、GKアリヤネット・ムリッチの驚くべきミスがゴールにつながる。
なんてことのない味方のバックパスのシーンで、ムリッチがトラップしきれずボールはそのままゴール方向へ。懸命に手を伸ばしたムリッチだったが、足掻きも虚しくブライトンへ同点ゴールを献上してしまう。
この場面にはバーンリー地元紙「Burnley Express」も反応。「信じられない」と言及し、元英代表DFマーティン・キーオン氏も「プロのGKとしてありえない」と厳しい言葉をかけている。
同紙では前節エバートン戦(0-1)でも、ムリッチのパスが相手に引っ掛かり失点に直結していた点も挙げ「バーンリーの残留の望みに最後の釘を刺してしまった。ここ2試合で勝ち点4を失った」と指摘する。
キーオン氏は「彼はポゼッションに長けていて、パスを回している。それがバーンリーのGKの信条でもある。しかし、これはバックパスの典型だ。彼はボールに足をかけようとしたが、揺れも跳ねもなく、そのままスルーしてしまった。プロのGKとしてありえないことだ」と主張。そのうえで「気の毒に思うが、もし勝ち点4がバーンリーにあったなら、来週末のシェフィールド・ユナイテッド戦はまったく違ったものになったはずだ。でも、今はもう消えてしまった」と嘆きをこぼしていた。