久保建英は「恐怖を与えた」 途中出場も存在感、現地メディア「反省すべきドロー」も及第点
最下位を相手にドロー
スペイン1部レアル・ソシエダは現地時間4月14日、ラ・リーガ第31節でアルメリアと対戦した。日本代表MF久保建英が途中出場したこの試合は2-2のドロー。終盤に追い付かれる苦しいゲームのなかで、短い出場時間だった久保には及第点が与えられた。
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前半30分、ラ・リーガ最下位のアルメリアが先制。1点ビハインドを追ったソシエダの反撃はその2分後、クロスに合わせたFWシェラルド・ベッカーのゴールで1-1とする。後半14分にはスペイン代表FWミケル・オヤルサバルに得点が生まれ2-1とソシエダが逆転に成功した。
久保は後半25分にFWアンデル・バレネチェアと交代でピッチへ。前節に右足ハムストリングを痛めていた久保だったが、約20分間のプレーでも存在感を発揮する。得意のカットインでチャンスメイクするなど攻撃を活性化させたが、チームは同43分にPKを献上。これをFWアドリ・エンバルバに決められ2-2のドローで試合を終えている。
最下位相手に引き分けたソシエダには、現地メディアも厳しい目を向けた。「反省すべき最下位チームとのドロー」と評価したのはスペインメディア「エル・デスマルケ」で、同時に選手採点(10点満点)も展開。途中出場した久保は6点とし「この日本人アタッカーは、ボールが足元に来るたびに、相手のバックラインに恐怖を与えた」と一定の評価を与えた。
一方、スペイン紙「ムンド・デポルティーボ」のでは「わずか2回のトレーニングセッションを経て25分間プレー。彼は貢献するのに苦労した」と、怪我で出遅れ準備不足な点も指摘している。
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