Jリーグ開幕ブームで「月給600万円」 待遇一変…元日本代表が告白「BMWがポルシェに」
日本国内がサッカー熱に沸いた1993年のJリーグ開幕ブーム裏話
元日本代表FW前園真聖氏のYouTubeチャンネル「おじさんだけど、遊んでもいいですか?」に元日本代表FW武田修宏氏が登場。1993年のJリーグ開幕ブーム裏話を明かし、日本国内のサッカー熱が飛躍的に高まったなかで、待遇面が一変した当時の実話を明かした。
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静岡県浜松市出身の武田氏は、県内有数の名門校として知られる清水東高校で3年間を過ごし、1年時からレギュラーを獲得。1983年度の高校サッカー選手権では大会初出場ながらも得点王に輝き、その後もインターハイや国体といった全国レベルの大舞台で活躍を続けたことで有望タレントとして注目を浴びた。
日本にプロサッカーが誕生した1993年のJリーグ発足時には、三浦知良、ラモス瑠偉、北澤豪らとヴェルディ川崎を牽引。人気選手として注目を集め、チームの黄金時代を築いた。当時、日本国内のサッカー熱は飛躍的に上昇。Jリーグの前身となる日本サッカーリーグ(JSL)時代からの待遇は一変したという。
武田氏はJSLの読売サッカークラブ時代と比べて「それまで月給30~50万だったのが、月給600万円になった」と回想。「当時の契約更新で年俸6000万円くらいでいいですって言ったら、社長が8000万円でいいと。それくらいお金が跳ね上がっていった」と好景気に沸いた1993~94年当時を懐かしんだ。
私生活でも「BMWがポルシェになった」と一大ブームによる恩恵を明かした武田氏。Jリーグの試合で静岡県へ遠征した際には、あまりの人気ぶりでファンが大集結した駅から電車に乗れず「線路歩いて乗っていった」といい、日本国内の熱狂ぶりを物語るエピソードを披露した。