北川が1ゴール2アシストで清水が3-2でいわきに勝利

　清水エスパルスは4月13日、J2第10節でいわきFCと対戦。打ち合いを3-2で競り勝った。この試合で1ゴール2アシストと躍動したのが元日本代表FW北川航也だった。

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　首位の清水がアウェーに乗り込んだ一戦。早速試合を動かしたのは、北川の華麗プレーからだった。前半7分、ロングフィードに反応した北川が相手との競り合いで上手く入れ替わり左サイドを突破。そのままクロスを供給しMFルーカス・ブラガの得点をアシストした。

　さらにその2分後、エリア内へ抜け出した北川が寄せてきた相手をワンフェイクでかわす。誰もがシュートを予測したシーンで、中央でフリーとなっていた元日本代表MF乾貴士へ。視野の広さで得点を演出し2つ目のアシストを記録する。

　前半22分、セレッソ大阪より育成型期限付き移籍中のFW西川潤の一撃でホームのいわきに1点を返されたが後半23分、DF山原怜音からのお膳立てを北川がしっかり決めて1ゴール2アシストと躍動。清水の3-2勝利に貢献した。

　全得点に絡んだ北川は、今シーズンすでにチームトップの４ゴールをマーク。首位をキープする清水の原動力となっている。ファンからも「本当に頼りになる」「乾と北川って相性いい」「北川が乾に見えた」と称賛が寄せられた。

　また先制弾のアシストのシーンでは、相手との競り合いでの突破が「神ターン」と話題に。もっとも、リプレイでスロー再生すると、相手が触ったボールが上手く北川の突破につながっていたものだったが、この試合で一番のインパクトを残したのは紛れもない事実だった。