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恋人へのDV容疑で逮捕されたアトレチコ20歳DF 検察が7カ月の実刑を求刑
将来を嘱望されるエルナンデス、今季リーガで6試合に出場
アトレチコ・マドリードの若手有望株が交際相手に対するDV(ドメスティック・バイオレンス)で、地元検察から7カ月の実刑を求刑されたことが明らかになった。スペイン地元紙「マルカ」が報じている。
現地時間3日に逮捕されたのはフランス人DFリュカ・エルナンデス。地元警察の発表によると、マドリード近郊で深夜2時30分頃、エルナンデスの住居に帰宅。ガールフレンドのアメリア・ロレンテさんに対して暴力を振るった容疑が持たれていた。ガールフレンドは病院へと搬送され、軽傷を負っているという。エルナンデスも負傷している。
エルナンデスは傷害罪などで最大7カ月の実刑に処される可能性が浮上する一方、2人には500メートル以内の接近が禁じられたという。
現在20歳のエルナンデスは下部組織時代からアトレチコに所属し、2014年にトップチームへと昇格。今季リーガ第21節終了時点では6試合の出場にとどまっているものの、昨季のUEFAチャンピオンズリーグ(CL)では準々決勝バルセロナ戦に出場するなど将来を嘱望され、フランスの年代別代表にも名を連ねるセンターバックだ。
マンチェスター・シティのジョゼップ・グアルディオラ監督も獲得を熱望するほどの逸材だが、DV事件によりキャリアを棒に振る可能性が高まっている。
【了】
フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web
ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images
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