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「ベンゲルはチームを去るべき」 元C大阪フォルラン、アーセナルの“マンネリ化”を一刀両断
自身が対戦したかつてのアーセナルを「勝利する機械」と絶賛したフォルランだが…
アーセナルは現地時間4日のプレミアリーグ第24節、首位チェルシーとの一戦に1-3で敗れ、その差が12まで開いたうえ、3位から4位に後退してしまった。今季もリーグ優勝に暗雲が立ち込める、かつてマンチェスター・ユナイテッドやセレッソ大阪などに所属した元ウルグアイ代表FWディエゴ・フォルランが、UAE紙「ザ・ナショナル」で「ベンゲルはチームを去るべき」と毒舌批評をしている。
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首位チェルシー追撃のためには、敵地とはいえ勝ち点3奪取が不可欠だったガナーズ(アーセナルの愛称)だが、ベルギー代表MFエデン・アザールの華麗なドリブルシュートから被弾するなど3失点。後半アディショナルタイムにフランス代表FWオリビエ・ジルーの一撃も一矢報いるも焼け石に水で完敗を喫した。2003-04シーズン以来のリーグ制覇は、またしても遠のいている。
フォルランはこの状況を「私はアーセナルファンのフラストレーションを理解している。2004年以来リーグタイトルを獲れていないのは、その規模にそぐわない」と一刀両断。その一方で、自身がユナイテッド所属に加え、スペインのアトレチコ・マドリードやビジャレアル所属時代にもUEFAチャンピオンズリーグや親善試合を通してアーセナルと対戦。そうした体験を踏まえて、元フランス代表FWティエリ・アンリ、同MFパトリック・ヴィエラ、同MFロベール・ピレスらを擁して最強と謳われたアーセナルについて、「勝利する機械だった」と、その完成度の高さを機械に例えて絶賛している。
タイトルにあと一歩届かない最大の原因について「ベンゲルがクラブを前進させるのにふさわしいのか否かというと、アーセナルファンは頭を傾げるだろう」と、かつて“無敵のチーム”を作り上げた指揮官にあるとした。とはいえ、その本質は采配面などの能力ではないとして、次のように明かしている。