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ファン・ハール監督が強行日程に怒り心頭 「人間の体は48時間では回復できない」
日程問題の改善を主張
マンチェスター・ユナイテッドのルイス・ファン・ハール監督は28日のトットナム戦で0-0の引き分けに終わった後、プレミア恒例の年末年始の強行日程に怒りをぶちまけた。イングランドサッカー協会(FA)に日程問題の改善を主張したと、英国営放送「BBC」が報じている。
オランダ人指揮官は怒気をみなぎらせて言った。
「人間の体は48時間では回復できないことをしっかりと証明する結果となった」
26日のニューカッスル戦は、3-1で勝利を飾ったが、今回はドロー。首位チェルシー、2位マンチェスター・シティもドローに終わったため、勝ち点差を詰める千載一遇の好機だったが、それを逃した。勝ち点差10のまま、年を越すことになった。
「我々は前半今季最高のパフォーマンスだった。4、5点決めるチャンスがあった。だが、前半最高のプレーを見せて、決定機が6から8度あったのなら、それを決めなければいけない。自分たちにご褒美を与えることができなければ、だいたい試合には負けてしまうものだ。でも、前半は素晴らしかったので、私はとても満足している。運もあった。トットナムは後半ゴールチャンスがあったけれど、決められなかった。それも満足している」
勝ち点1にとどまったが、試合内容には満足感を示した指揮官だが、日程問題には怒り心頭の様子だった。
「後半で違いが出てしまった。我々は永遠に苦しんでいた。48時間以内で試合をしたばかりで、体は疲弊していた。我々はコンディション的にベストなチームとは言えなかった。だが、FA(英国サッカー協会)がこの日程を許可している以上、こうなるしかない。後半は前半と全く違う試合になった。マンチェスター・ユナイテッドだけではない。トットナム・ホットスパーにとってもそうだ。トットナムも今日じゃない方がいい試合をできたと思う。私のチームも今日でなければもっといい後半を戦うことができた。それができないんだ」