中国は「メンタルが弱い」 元日本代表MFが指摘する弱点、パリ五輪向けアンダー世代へ助言
松井氏がU-23アジア杯初戦の中国について語る
U-23日本代表は4月15日に開幕するU-23アジアカップに出場し、8大会連続となるオリンピックの出場権獲得とアジア制覇を目指す。日本は16日の初戦で中国代表と対戦するが、スポーツチャンネル「DAZN」の番組「Atsuto Uchida‘s FOOTBALL TIME」に出演した元日本代表MF松井大輔氏が、中国の意外な弱点を明かしている。
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中国代表は、過去に2002年の日韓ワールドカップ(W杯)に出場しているものの、同大会の出場回数はこの1回のみ。アジア杯は優勝がなく、1984年と2004年の準優勝が過去最高成績となっている。五輪には2008年の北京五輪に開催国として出場したが、この時はグループリーグで敗退。それ以外の大会ではアジア予選を勝ち抜くことができていない。
今回、初戦で中国と対戦する日本からすれば絶対に勝ちたい相手だが、大岩剛監督は「個々の身体能力が高く、プレー強度が高い」と警戒する。だが、松井氏は「身体能力が高いわりにメンタルが弱いんですよ。やっぱり」と言い、「1点取っちゃえばもう。メンタル的にすごい弱いイメージがあります」と、先制点を挙げることができれば、優位に試合を進められると指摘した。
第2戦ではUAE(アラブ首長国連邦)代表、そしてグループリーグ最終戦では韓国代表との試合を控えている。勝ち上がって決勝トーナメントに進出すれば、準々決勝では、A組を勝ち上がってくることが予想されるカタール、オーストラリアとの試合が控えることになる。
難しい試合が続くことが予想されるだけに、初戦では松井氏の指摘するメンタルの弱さを突くような戦いぶりを見せたいところだ。
(FOOTBALL ZONE編集部)