ラツィオ指揮官「コメントは控える」 退団意思を表明、鎌田ライバル“10番”の行く先は?

ラツィオのイゴール・トゥドール監督【写真:Getty Images】
ラツィオのイゴール・トゥドール監督【写真:Getty Images】

アルベルトが退団の意思を示すコメント

 イタリア1部ラツィオは、4月12日に行われたセリエA第32節のサレルニターナ戦に4-1で勝利した。日本代表MF鎌田大地と元スペイン代表MFルイス・アルベルトを中盤で併用する形が機能したが、試合後にルイス・アルベルトは退団の意向を表明した。これに対してイゴール・トゥドール監督は「コメントは控える」と語っている。イタリアのスポーツ紙「Tuttosport」が報じた。

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 サレルニターナにホームで4-1の快勝を収めたラツィオだが、元クロアチア代表DFである監督は「簡単な試合ではなかった。素晴らしいプレーを見せた選手たちを祝福したいし、とても良い勝利だった。私の考えでは、あと3,4点取れていてもおかしくはなかったと思う。後半の優先事項は失点しないことだった。ハーフタイムにはそれを伝えた。メンタル面で切り替えが必要だった」と、試合を振り返った。

 この試合でリーグ戦に3試合ぶりに先発したルイス・アルベルトは、試合後に今季限りでクラブを離れる考えを表明した。2016年にイングランド1部リバプールから加入し、8シーズンに渡って中心選手だった10番のコメントについて問われたトゥドール監督は「私はルイス・アルベルトの件について、コメントは控える。それは彼とクラブのものだ。彼が試合で良いプレーをしたことに、私は関心がある」と、コメントした。

 トゥドール監督が就任してから、鎌田とルイス・アルベルトの立場が逆転したことも、スペイン人MFの去就に影響したようにも見えるが、指揮官は契約に関してはクラブと選手間で解決するべきことだというスタンスを示している。

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