エース古橋亨梧は復調へ? “相棒”復帰が「とてつもなく大きい」とセルティックOB見解
クラブOBのフランク・マカベニー氏、古橋&旗手のホットラインに大きな期待
スコットランド1部セルティックは宿敵レンジャーズと勝ち点1差での熾烈なタイトル争いを繰り広げている。クラブOBのフランク・マカベニー氏は終盤戦に向けて、FW古橋亨梧とMF旗手怜央のホットラインに大きな期待を懸けている。地元紙「ザ・スコティッシュ・サン」が報じた。
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セルティックは昨季スコットランドリーグで2季連続53度目の優勝を果たし、2つの国内カップ戦を含む3冠も達成した。3連覇を目指すなかで今季も首位を走るが、2位レンジャーズとの勝ち点差はわずかに「1」。しかもレンジャーズのほうが1試合消化が少ない状況。7日の直接対決では3-3で引き分けに終わったが、クライマックスに向けて全く気の抜けない状況が続く。
そうしたなか、セルティックOBの元スコットランドFWマカベニー氏は、今季序盤は低迷したものの復調の兆しを見せる古橋について言及していた。
「今季序盤はキョウゴについて心配していた。彼はチームの変化や怪我によって最も影響を受けた選手の1人だったからだ。みんなが彼の調子について話していたが、私は彼のことを弁護していた。過去数シーズン、ジョタやリエル・アバダ、旗手怜央がどれだけ彼のゴールをアシストした? このトリオがいないのは彼にとって難しいことだった。彼らはキョウゴの走りを理解し、彼の素早い動きをいつも見ていた。キョウゴはほとんどゼロからのスタートで、フラストレーションを溜めていた。だが、彼はセルティックが苦しい時に再び調子を取り戻し始めた」
また、同氏は古橋と旗手の日本人ホットラインがタイトル争いに置いて重要な役割を果たすと大きな期待を寄せていた。
「彼は今季レンジャーズ相手に2つの決勝ゴールを決めている。そして旗手の復帰も彼にとってはとてつもなく大きい。彼らは同じ波長を持っていて、お互いを理解している。旗手はボールを持つと、すぐにキョウゴを探す。それはセルティックにとって非常に生産的なパートナーシップになるに違いない。アイブロックスでは得点を決められなかったが、レンジャーズのディフェンスは彼(古橋)を非常に警戒している。彼の動きは混乱を引き起こす。セルティック・パークの直接対決ではゴールを決めることを望んでいるはずだ」
レンジャーズとの「オールドファーム」では多くのゴールを決めている古橋。そしてその古橋にラストパスを送る旗手。この2人がセルティックのリーグ3連覇の大きなカギを握る存在となりそうだ。
(FOOTBALL ZONE編集部)