「あれだけの選手心強い」 横浜FMキューウェル監督が絶賛…G大阪戦での行動に感銘
J1第3節延期分のG大阪戦で2-0と勝利
横浜F・マリノスは、AFCチャンピオンズリーグ(ACL)に勝ち上がっていたため、未消化となっていたJ1第3節延期分のガンバ大阪戦を4月10日に行い2-0で勝利した。過密日程のなかでの一戦で、G大阪に押される展開になったが、昨季のJ1得点王であるFWアンデルソン・ロペスが決定力を見せて先制すると、後半アディショナルタイムには前掛かりになった相手から、途中出場のFW植中朝日がダメ押しゴールを決め、2-0で勝ち切った。
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試合後の記者会見で、横浜FMのハリー・キューウェル監督は「難しい試合でした。ガンバ大阪は非常に良い試合をしていて、簡単に自分たちのプレーをさせてくれませんでした。彼らは非常にオーガナイズされていて、コンパクトで、常に隙を窺いチャンスを待ち続けていました」と、相手の戦いぶりを称えた。
「正直、私たちはスロースターターで、前半に自分たちの思うようなことはできませんでした。それでも後半はいつもの動き、球際に向かうスピードを取り戻し、徐々に自分たちのやろうとすることが出たと思います」と言い、試合終盤に左太腿を負傷しながらも、ピッチに立ち続けたブラジル人DFエドゥアルドを称えた。
「最後はエドゥアルドが負傷しながらも『チームのためにピッチに戻る』と言い、試合終了までプレーしました。あれだけの強いメンタルを持つ選手がいるのは心強い。古臭いかもしれませんが、根性が時には大事なのかなと思います。冒頭で話したように、G大阪は素晴らしいサッカーを繰り広げました。自分たちの苦しい試合になりましたが、結果を残して勝ち点3を取れたことは嬉しく思います」と、結果を喜んだ。
(河合 拓 / Taku Kawai)