アストン・ビラ主力MFの発言シーンに熱視線

　イングランド1部アストン・ビラの日本語版公式X（旧ツイッター）が1本の動画を公開。「日本のどこを観光してみたいですか？」の質問に選手が答えるなかで、主力選手のある回答が話題に。元日本代表のレジェンドを称える言葉が飛び出し「偉大だなぁ」「英雄すぎる」とSNS上で熱視線が注がれている。

　アストン・ビラはスペイン人指揮官ウナイ・エメリ監督の下、今季リーグ戦でここまで18勝6分8敗の5位に付ける。来季UEFAチャンピオンズリーグ（CL）出場圏内となる4位トッテナムとは勝ち点60で並んでおり、大きな飛躍を予感させる堂々たる戦いぶりが印象的だ。

　日本との関係性も深めており昨年10月には、昨季J1リーグ覇者ヴィッセル神戸との戦略的パートナーシップを締結。Jクラブとの関わり合いを深めた今後の展開が注目されるなか、日本語版クラブ公式X上では「日本のどこを観光してみたいですか？」の質問に選手が答える1本の動画がアップされた。

　1人目のイングランド人MFティム・イロエグブナム、2人目のイタリア人MFニコロ・ザニオーロが東京と答えたのに続き、スコットランド人MFジョン・マッギンは同じく「東京に行きたいね」と回答。一方でその後、「東京には常に行きたいと思っているけど、そして横浜だね」とし、その理由にも触れた。

「なぜなら、僕の大好きなセルティックの選手である中村俊輔が横浜F・マリノスでプレーしていたからね。最近引退されたと思いますがナカさん、あなたは素晴らしい選手でした。背番号25。なんて男だ」

　中村氏といえばセルティック時代、2005年から在籍した4年でリーグ優勝3回、06-07シーズンには年間MVPに輝くなどセンセーショナルなプレーでファンを魅了。2006-07シーズンのCLで名門マンチェスター・ユナイテッド相手に決めた2本のFKは伝説となった。

　29歳のマッギンはスコットランドのグラスゴー出身。母国クラブのセント・ミレンでプロデビュー後、現在は現役プレミア戦士としてのキャリアを歩む。セルティック時代に功績を残した中村氏は現地で英雄視されるなか、マッギン自身も大きな感銘を受けた様子を窺わせている。

　スコットランドで偉大なキャリアを築いた中村氏。それを物語るマッギンのコメントは日本人ファンから注目を集め、SNS上では「中村俊輔の影響力すごい」「中村俊輔さん偉大だなぁ」「俊輔本当にグラスゴーの英雄すぎる」「日本めっちゃ好きそう」「セルティックにおいて当時どれだけ中村俊輔が人々を魅了したのかが分かる」などと驚きの声が広がっていた。