リバプール遠藤、累積警告の出場停止を回避に英注目「クロップ監督は安堵しているだろう」
32試合目までに10回の警告を受けずに済み、2試合の出場停止処分を回避
イングランド1部リバプールの日本代表MF遠藤航は今季リーグ戦で8度の警告を受けているが、規定により累積警告10回の出場停止を免れることになった。リバプールの地元メディアも「問題を回避」「タイトルレースに重大なインパクトを与えてきた」と遠藤の重要性を強調していた。
今季の遠藤はプレミアリーグで22試合に出場。第13節マンチェスター・シティ戦(1-1)で初めての警告を受け、第30節ブライトン戦(2-1)までに通算8回の警告を受けていた。
プレミアリーグの規定では、32試合目までに10回の警告を受けた選手は2試合の出場停止処分を受ける。しかし、遠藤は31試合目だった前節マンチェスター・ユナイテッド戦(2-2)では警告を受けずに済んだため、この出場停止処分を免れることに。同じく8回の警告を受けていたウルグアイ代表FWダルウィン・ヌニェスも2試合出場停止処分を回避した。
英紙「リバプール・エコー」は、「リバプールは潜在的な懲罰の問題を回避した」と遠藤とヌニェスの状況についてレポート。リバプール専門メディアの「Liverpool.com」も「遠藤とヌニェスには出場停止のリスクがつきまとっていたが、ユルゲン・クロップ監督は安堵しているだろう。このペアはタイトルレースに重大なインパクトを与えてきたし、今後も大きな役割を担うだろう」と伝えている。
熾烈な優勝争いの中で、それぞれ攻守の要である遠藤とヌニェスに欠場の危険性がなくなったことは、チームにとって大きなプラス材料となるだろう。
(FOOTBALL ZONE編集部)
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