「浦和レッズへの愛が消えることはない」 電撃退団の浦和DFイリッチがラストメッセージ

 

浦和の公式発表前に新天地リュブリャナが記者会見の様子を報じる

 浦和レッズは6日、元スロベニア代表DFブランコ・イリッチが母国1部のNKオリンピア・リュブリャナへ完全移籍すると発表した。浦和からの公式発表前にリュブリャナが記者会見の様子を公式ツイッターで報じるなど電撃移籍となった。

 イリッチはUEFAチャンピオンズリーグ出場経験を持ち、浦和での活躍が期待されたが、負傷の影響もあり出場はACLの1試合のみにとどまっていた。当初は2017シーズン新体制発表で31番と発表され、Jリーグが公表した浦和のシーズン登録選手リストにも名前を連ねており、浦和の一次キャンプにも参加。ところが、二次キャンプ時点でチームから離れた模様で、急転直下で母国クラブへ移籍する形となった。

 イリッチはクラブ公式サイトを通じてラストメッセージを発信している(原文ママ)。

「今までのことを含めてすべてに心から感謝をしています。また来日をしてから僕をサポートしてくれたすべての方に感謝しています。残念ながら、来日してからケガをしてしまい、なかなかうまくいかず、みなさんにもご迷惑をおかけしてしまいました。ファン・サポーターのみなさんにも残念な気持ちにさせてしまい、チームにもなかなか貢献できなかったことを申し訳なく思っています」

 怪我もあり不完全燃焼に終わった悔しさを滲ませつつ、感謝の意を示している。さらに、「もし、僕を見かけることがあったら…」と浦和サポーターへ次のようなメッセージを届けている。

 

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