浦和、主将・酒井宏樹が右膝の骨挫傷で離脱 DFショルツはハムストリング負傷から部分復帰

浦和の酒井宏樹【写真:徳原隆元】
浦和の酒井宏樹【写真:徳原隆元】

酒井の状態は懸念材料

 浦和レッズは4月9日にトレーニングを公開。主将のDF酒井宏樹は右膝の骨挫傷と診断されて離脱し、DFアレクサンダー・ショルツが負傷から合流した。

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 浦和はここまで7試合を終えて3勝2分2敗。リーグトップタイの12得点を記録している一方で、10失点を喫している。その中で4月3日のJ1リーグ第6節FC東京戦で試合中に膝の違和感を訴えて途中交代した酒井は7日の第7節サガン鳥栖戦を欠場していたが、浦和のスタッフによると右膝の骨挫傷と診断されたという。全治は公表しない方針とされたが、当面は離脱となりそうだ。

 一方で、3月10日の第3節北海道コンサドーレ札幌戦で右ハムストリングを痛めて負傷交代していたショルツと、沖縄県トレーニングキャンプ中の練習試合で負傷したFW安部裕葵は連戦の中で先週からトレーニングに部分合流しているとされた。

 鳥栖戦ではDF石原広教やDF佐藤瑶大が好プレーを見せていた浦和の守備陣だが、経験豊富でチーム内の精神的な支柱にもなっている酒井の状態は懸念される。一方で、昨季のJ1ベストイレブンに選出されたショルツに復帰の目途が立ったのは朗報だと言えそうだ。

(轡田哲朗 / Tetsuro Kutsuwada)



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