リバプール「正当な評価を得ていない」選手は? ルーニーが惚れ込んだ才能を告白
サラーについて「もっと評価されるのを見たい」
イングランド1部リバプールは現地時間4月7日、プレミアリーグ第32節でマンチェスター・ユナイテッドと対戦。敵地に乗り込んだ試合は2-2の結果に終わったなか、元イングランド代表FWウェイン・ルーニー氏は「正当な評価がされていない」リバプールの選手を挙げている。
日本代表MF遠藤航がスタメンに復帰したこの試合では、リバプールが前半23分にFWルイス・ディアスのボレー弾で先制。しかし後半5分、自陣でのDFジャレル・クアンサーのパスミスがそのまま失点につながり、その後は一進一退の攻防が続く。
後半22分にも失点しついに勝ち越しを許したリバプールだったが、同39分にPKからエースのエジプト代表FWモハメド・サラーが同点ゴールを決めて2-2と引き分けた。遠藤は同24分までプレーし、ベンチに退いている。
ユナイテッドOBで、現役時代に同クラブで公式戦559試合出場253ゴールを誇るルーニー氏は「彼はピッチにボールを運び、背後へ素晴らしい走りを見せ、ゴールを決め、ゴールを作り出す」と、サラーの大ファンであることをインタビューで認めたという。英メディア「スポーツ・バイブル」が伝えた。
「ロベルト・フィルミーノやダルウィン・ヌニェスといった9番がいた。しかし、ゴールを決め続けているのは彼だ。彼は正当な評価を得ていないと思う。同じ役割のフィル・フォーデン(マンチェスター・シティ)を見てくれ。サラーのような数字を残すには、あと8年、9年、10年かかる。私はサラーがもっと評価されるのを見たい」
マンチェスター・シティFWフィル・フォーデンの名を引き合いに出しつつ、サラーの評価の正当性を求めたルーニー氏。ユナイテッド戦はリバプールがミスから勝利を逃した形とも言えるが、サラーがチームを救ったことも間違いないはずだ。
(FOOTBALL ZONE編集部)