インテルがPSGのラベッシ獲得に名乗り 古巣のナポリとの争奪戦も

攻撃陣のテコ入れに動く

 今季11位と不振のインテルが、来年夏の移籍市場でパリ・サンジェルマンのアルゼンチン代表FWエセキセル・ラベッシの獲得に乗り出すという。イタリア地元紙「ガゼッタ・デロ・スポルト」が報じている。
 インテルは成績不振を理由に11月、ワルテル・マッツァーリ前監督を解任。かつてリーグ3連覇を達成したロベルト・マンチーニ監督を招聘したものの、結果は出せず。攻撃陣のテコ入れに動いてきた。だが、アトレチコ・マドリードのイタリア代表FWアレッシオ・チェルチの争奪戦はライバルのACミランに敗れてしまった。現在はアーセナルのドイツ代表FWルーカス・ポドルスキを買い取りオプション付きの期限付き移籍で獲得しようとしている。
 「エル・ポチョ(電撃)」の異名を持つラベッシは2007年から12年までナポリに在籍していた。その後、移籍したパリ・サンジェルマンでは、スウェーデン代表FWズラタン・イブラヒモビッチをはじめとするスーパースターが前線に多く所属するため、今季リーグ2得点と本来の輝きを放っていない。
 ラベッシに関しては古巣のナポリも獲得を狙っており、争奪戦が展開される可能性も高い。
【了】
サッカーマガジンゾーンウェブ編集部●文 text by Soccer Magazine ZONE web
ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

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