清武の「C大阪復帰」が決まった経緯とは? 加入会見で統括部長が電撃移籍の舞台裏を明かす
「スポンサーの協力を得てオファーを出した」
「今年に入りまして、キヨのほうが日本、そしてセレッソを視野に入れてくれているという情報を得まして、いろんな角度からリサーチをはじめまして、1月13日に社長とご相談し、スポンサーの協力を得まして具体的なオファーを出させてもらいました」
もっとも、そこから話がスムーズに進んだわけではなかった。その原因について、「オファーに対してセビージャは、なかなか妥協する条件とかい離していた」という。しかし、欧州の移籍市場が閉まる1月末に急転直下で相談がまとまった。
「キヨの日本に戻りたいという意志、そしてセレッソに関わる方々の尽力とご支援がありまして、スペインの(移籍)ウインドウが閉まる31日に移籍が成立した」
清武獲得までの流れを説明し終えた大熊チーム統括部長は「ぜひセレッソのために力を貸していただいて、まだタイトルを獲っていないということで、セレッソの一員として頑張ってもらいたい」と期待を寄せる。
1月末に駆け込みで成立した移籍だったが、古巣復帰となった清武の表情は晴れやかとしており、「クマさん(大熊チーム統括部長)が言ったように、セレッソはタイトルを獲らないといけないと思うので、何か獲れるように頑張りたい」と意気込んでいる。
【了】
フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web
ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images
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