FC東京が均衡破る 松木アシスト&仲川ヘッド弾…鹿島はリーグ2連敗ちらつく失点
J1第7節でFC東京と鹿島が激突
FC東京は4月7日のJ1第7節で鹿島アントラーズと対戦。0-0で迎えた後半10分、U-23日本代表MF松木玖生のクロスからセンターフォワードで起用された身長161センチのFW仲川輝人のヘディングで先制した。
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今季、鹿島からレンタル移籍してチーム最多の5得点を挙げているFW荒木遼太郎が、契約の関係で出場できず。FWディエゴ・オリヴェイラとFW小柏剛がコンディション不良でベンチからも外れているなか、センターフォワードで起用された仲川が結果を出した。
前半の仲川は最終ラインの裏へ精力的に走りこんだものの、なかなか味方からパスが出ずに大きくボールを要求する素振りを見せていた。後半に入ると、ようやく仲川にパスが出始める。
そうしたなかで迎えた後半10分、FC東京は最終ラインから左サイドにボールを展開。DFバングーナガンデ佳史扶からボールを受けた松木がアーリークロスを入れると、ボールの落下地点に仲川が走りこむ。マークを外してフリーになった仲川がヘッドで合わせたボールは、ゴールに決まりFC東京が先制した。
仲川はゴール裏の電光掲示板を飛び越えてサポーターの前までいき、チームメイトたちとゴールを喜んだ後、アシストをした松木とも向かい合って両手の人差し指を振り合ってから抱き合い、ゴールを祝福した。
161センチと小柄ながらも、ヘッドでゴールを挙げられることを示して見せた仲川。センターフォワードを本職とする選手が多く欠場するなかで、しっかりと穴を埋めて見せている。一方鹿島は、ペースを握りながらも失点。前節のアビスパ福岡戦(0-1)に続く連敗を阻止できるか。
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