浦和、鳥栖に3-0の快勝 強力助っ人FWチアゴ・サンタナが3試合連続ゴール
浦和はDF酒井宏樹がメンバー外も快勝
浦和レッズは4月7日にJ1第7節のサガン鳥栖戦をホームの埼玉スタジアムで戦い、3-0の勝利を収めた。
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浦和は前節のFC東京戦の試合中に膝の違和感を訴えた主将のDF酒井宏樹がメンバー外となり、今季に向け湘南ベルマーレから移籍加入したDF石原広教が初スタメンのピッチに立った。一方の鳥栖は最前線にFWヴィニシウス・アラウージョを配置してスタートした。
試合は立ち上がりに動き前半5分、浦和は左コーナーキックをMF岩尾憲がゴール前に入れると、中央で競り勝ったFWチアゴ・サンタナがヘディングシュートを決めた。FC東京戦では超ロング弾で驚きを与えたストライカーは、3試合連続ゴールで浦和に先制点をもたらした。
その後は鳥栖がボールを持つ時間を長くしたが、崩しの精度は上がらず決定機を作るまでには至らなかった。逆に浦和は鳥栖のプレスを裏返すようなロングボールでFW松尾佑介が鋭い突破を見せるような場面も作った。試合はこのままハーフタイムに入り、鳥栖の川井健太監督はアラウージョに代えてFW富樫敬真、MF福田晃斗に代えFW横山歩夢を入れる2枚替えで後半をスタートした。
しかし、後半は浦和が攻撃を機能させる場面が目立つようになった。その中で後半13分、浦和はDF佐藤瑶大が前に出て相手ボールをカットすると、そのまま背後のスペースに浮き球を供給。そこに松尾が走り込むと一気に突破し、GK朴一圭もドリブルでかわしてシュートを決めて追加点。前半から何度かあったような形で2-0とリードを広げた。
その後も浦和はMF小泉佳穂のスルーパスにMF中島翔哉が抜け出す途中交代の2人で決定機を作るも、朴のファインセーブで追加点はならず。残り10分でMF安居海渡が今季初出場ピッチに立つなど次戦を見据えたような交代策を見せると、後半38分には中島のラストパスに合わせて右サイドから切れ込んできた途中出場のMF大久保智明が左足シュートを決めて今季初ゴール。3-0の快勝を収めた。
浦和は勝ち点を11に伸ばし、次節は中4日で12日の金曜日に柏レイソルとのアウェーゲームを戦う。一方の鳥栖はこれで5敗目となり苦しい状況に。次節は14日にガンバ大阪とのアウェーゲームを戦う。6日間のインターバルを利用して立て直したいところだ。