圧巻一撃のデ・ブライネに「なんて言えばいい?」 名将ペップが大絶賛「史上最高の選手」

マンCのケビン・デ・ブライネ【写真:ロイター】
マンCのケビン・デ・ブライネ【写真:ロイター】

デ・ブライネは2ゴール1アシストをマーク

 イングランド1部マンチェスター・シティは現地時間4月6日にプレミアリーグ第32節でクリスタル・パレスと敵地で対戦。ベルギー代表MFケビン・デ・ブライネの2得点などで4-2と勝利した。アシストも含め3得点に絡んだデ・ブライネはクラブ通算100得点の節目に到達。ジョゼップ・グアルディオラ監督は「シティ史上最高の選手の一人」と賛辞を送った。英紙「ガーディアン」が指揮官のコメントを報じている。

 プレミアリーグ3連覇中で、今季も優勝争いを展開しているシティ。この日は前半4分に先制を許す展開となったが、嫌な流れを断ち切ったのがデ・ブライネの一撃だった。同13分、左サイドでパスを受けた背番号17はドリブルでペナルティーエリア内に持ち込み、角度のあまりない位置から思い切りよく右足を振り抜いた。猛烈な勢いのシュートはファーサイドのゴール右上隅に突き刺さった。

 デ・ブライネは2-1で迎えた後半21分にFWアーリング・ブラウト・ハーランドの追加点をアシスト。さらに、その4分後には左足の強烈なミドルシュートでこの日2点目もマークした。2得点1アシストの活躍でチームを勝利に導いている。

 2つのゴラッソを含む3得点に絡み、スタジアムを沸かせたデ・ブライネはシティ通算372試合目の出場でクラブ史上18人目となる通算100得点を達成。グアルディオラ監督もそのクオリティーの高さに脱帽の様子だ。

「数字、存在感、一貫性。全てがアメージングだ。彼はマン・シティ史上最高の選手の一人。多くのゴール、アシストを決めている。なんて言えばいい? 1点目は信じられないものだった。アーリングへのアシストもだ」

 2連勝のシティは1試合消化の少ない2位リバプールと勝ち点70で並んだ。同日の試合でブライトンに勝利したアーセナルが同71で暫定首位に浮上。この熾烈な優勝争いのなか、シティをけん引するデ・ブライネのさらなる活躍に期待が懸かる。

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