遠藤航の「際立った資質」以上に英評価 リバプールへもたらす「最大の影響」とは?

リバプールの遠藤航【写真:ロイター】
リバプールの遠藤航【写真:ロイター】

ユナイテッド戦での復帰を予想

 イングランド1部リバプールの日本代表MF遠藤航は、プレミアリーグ次節のマンチェスター・ユナイテッド戦での先発の可能性が指摘されている。軽い負傷で前節を休んだ遠藤だが、その躍動がもたらす「最大の影響」を英メディアが挙げた。

 現在31歳の遠藤は、年齢も相まって昨夏の獲得時には懐疑的な声も散見。それでも結果で存在感を示し、ここまでプレミアリーグ21試合1ゴール、UEFAヨーロッパリーグ8戦1得点、カップ戦は5試合出場という数字を残している。

 リバプールの絶対的アンカーへと成長した遠藤について、英紙「デイリー・テレグラフ」は「重要な歯車」と評価。そのなかでアルゼンチン代表MFアレクシス・マック・アリスターへ与える影響について改めて報じた。

「遠藤のエネルギー、粘り強さ、そしてポゼッションの回復力は、明らかに際立った資質だ。ただ、リバプールの今シーズンに最も大きな影響を与えたのは遠藤の周囲の人々、特に彼の中盤のパートナーであるマック・アリスターへの影響だろう」

 遠藤がアンカーの位置に適応することで、マック・アリスターが1つ前のポジションでプレーできる利点を挙げる。マック・アリスターは攻撃面で持ち味をさらに生かし公式戦6ゴール7アシスト。エースFWモハメド・サラーへの絶妙なロブパスなども含め、目立った活躍を見せている。

 こうしたマック・アリスターのさらなる進化を助けた遠藤の存在に対し、「デイリー・テレグラフ」紙も納得の補強であると現状高い評価を与えていた。

(FOOTBALL ZONE編集部)



page 1/1

今、あなたにオススメ

トレンド

ランキング