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韓国、アジア3位死守もFIFAランクダウンに嘆き「2月比でポイントが減ったのは我が国だけ」
日本は18位、イランは20位をキープ…韓国は23位に後退
国際サッカー連盟(FIFA)は4月4日、最新のFIFAランキングを発表。韓国は日本、イランに次ぐアジア3位の座は守ったものの順位は23位に落ち、韓国メディア「ISPLUS」は「タイ戦引き分けの余波」と嘆き節で伝えている。
昨年11月の北中米ワールドカップ(W杯)アジア2次予選で2連勝を飾った韓国は、3月21日にホームで行われた第3節でタイと対戦。前半42分にFWソン・フンミンのゴールで先制したが、後半16分にタイMFスファナット・ムエアンタに同点弾を決められ、1-1のドローに終わった。
2月15日発表のFIFAランクは18位日本、20位イラン、22位韓国、23位オーストラリアの順。しかし、韓国はタイ戦の引き分けで1566.21ポイントから7.47ポイントマイナスの1558.74ポイントで24位、レバノンに2-0で勝利したオーストラリアは1554.82ポイントから4.62ポイント加点の1559.44ポイントで23位キープとなり、韓国はアジア4位に後退する可能性があると、韓国の総合ニュースサイト「ニューシス」が取り上げていた。
そのなかで、韓国はリターンマッチとなった3月26日に行われた第4節で3-0と勝利。オーストラリアもレバノンに5-0で大勝したなかで、4月4日に最新のFIFAランクが発表された。
アジア1位は3月シリーズで北朝鮮にホームで1-0勝利、アウェー戦が平壌開催中止の末に3-0不戦勝扱いとなった日本。1621.88ポイント(+7.55ポイント)で18位キープとなった。イランは3月シリーズ2連勝により、1613.96ポイント(+5.73)で20位と変動なし。韓国は1563.99ポイント(-2.22ポイント)で23位、オーストラリアは1563.93ポイント(+9.11ポイント)で24位とそれぞれ順位を1つ落とし、ウクライナが1568.86ポイント(+15.51ポイント)で2ランクアップの22位へ浮上した。
韓国メディア「ISPLUS」は、「タイ戦引き分けの余波、韓国はFIFAランク下降…1ランクダウンの23位、アジア3位は維持」と見出しを打って取り上げている。
「アジアサッカー連盟(AFC)では、日本、イランに続き、辛うじて3位を守った。韓国は3月、ファン・ソンホン暫定監督体制で行われたW杯アジア2次予選で、ホームでタイと1-1で引き分けたあと、アウェーで3-0と勝利した。当時、タイのFIFAランクは101位だった。FIFAランクはお互いのランキングが反映され点数が算定されるが、ホームでのタイ戦の引き分けで点数が削られた。AFC所属のFIFAランク上位15か国のうち、2月比でポイントが減ったのは韓国だけだ」
記事では、6月に行われるW杯アジア2次予選の第5、6節の結果によって、アジア3位以内であれば最終予選のポット1の権利を手にすると、重要視していた。
(FOOTBALL ZONE編集部)