J2に「とんでもない16歳」出現 強心臓ぶり発揮の2ゴールに反響「ハンパない」「主人公やん」
16歳FW神代慶人が大仕事
ロアッソ熊本は4月3日、J2リーグ第8節でレノファ山口と対戦し、2-1で勝利した。この試合で16歳のFW神代慶人が2ゴールを決めて逆転勝利に貢献したなか、「とんでもない16歳」「いい度胸してる」など、反響の声が上がっている。
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2007年生まれの神代は熊本ユース所属で昨年12月25日にプロ契約締結を発表。熊本では17歳のFW道脇豊に続く、ユース在籍中のプロ契約となった。
16歳ながらプロ契約締結を掴み取った神代は3月20日に行われたリーグ戦第5節のベガルタ仙台戦の後半39分に途中出場で今季初出場を果たした。そして、3月30日に行われたリーグ戦第7節のジェフユナイテッド千葉戦(1-0)では、後半20分からピッチに立つと、同41分にPKを決めてプロ初ゴール。16歳5か月5日でJ2最年少ゴール記録を更新した。
山口戦では0-1で迎えた後半31分から出場した神代。まずは後半37分に相手の逆を突いたPKで2試合連続のゴールを決めると、同44分にはロングスローの流れから獲得したPKキッカーを担当する。
神代はキックの笛が吹かれても動じることなく、自分の間合いに持ち込みゴール左下に流し込み逆転ゴールを奪取。16歳とは思えない強心臓ぶりを発揮し、勝利に貢献した。
約16秒の間合いをとった神代に対してSNSでは、「熊本は将来が有望すぎるわ」「16歳…ハンパない」「恐るべき16歳」「サッカー漫画の主人公やん」「とんでもない16歳」「いい度胸してる」など、反響の声が上がった。
試合後コメントでは、「まだまだ満足はしていないですけど、今日は2点決めることができて良かったです」と、さらなるゴール意欲を見せた神代。16歳のストライカーがチームを今季初の連勝に導いた。