決断理由は年俸20億円…「大きな影響を与えた」 ベルギー代表のアフロマンが中国移籍の真相激白

 

イタリア王者ではなく天津権健を選んだMFヴィッツェル、自身の移籍について思いを語る

 今冬の移籍市場でロシアのゼニトから中国1部の天津権健に移籍したベルギー代表MFアクセル・ヴィッツェルが、移籍の決断について激白している。イタリア衛星放送局「スカイ・スポーツ」のインタビューに応じた。

 ヴィッツェルは昨夏の移籍市場でイタリア王者ユベントスへの移籍が決定的になったが、最終日にゼニトが急きょ移籍金の要求額を跳ね上げたことで破談になった。ヴィッツェル自身はその後、シーズン開幕後のユベントス移籍が内定していることを明かしていた。しかし、冬の移籍市場が始まると元イタリア代表DFファビオ・カンナバーロ監督率いる天津権健への移籍が決まった。

「簡単な決断ではなかった。何よりユベントスは僕のことを本当に獲得しようとしてくれていたから。感謝しているけど、僕は中国を選んだ。もちろん、年俸の額は決断に大きな影響を与えたよ。だけど、ここには休暇のために来たわけじゃない。天津のクラブ自体が非常に野心的だし、多くのトロフィーを買い取りたいと願っているからね」

 ヴィッツェルは中国移籍の決断に高額年俸が影響したという真相を明かしている。年俸1600万ユーロ(約20億円)というメガオファーに釣られたことを認めたアフロマンは、中国でどのようなキャリアを築くのだろうか。

【了】

フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

 

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