J2徳島に続く衝撃…MF西谷和希の契約解除に寄せられた反響「争奪戦の始まり」 登録はどうなる?
4日に徳島がリリースで発表
J2徳島ヴォルティスが4月4日、MF西谷和希との契約解除を発表。双方合意のもとで退団が決定した。
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現在30歳の西谷は2016年に栃木SCでプロデビュー。20年に徳島へ移籍をすると主力として活躍。今季はリーグ戦2試合の出場で、第3節のブラウブリッツ秋田戦(1-2)からベンチ外が続いていた。
徳島はここまで1勝2分4敗で20位に沈んでいる。昨夏から指揮を執っている吉田達磨監督が3月31日に解任され、4月1日に今季から加入し、開幕から全7試合に出場していたMF島川俊郎が33歳で電撃引退を発表。柏アカデミー時代からの恩師でもある吉田監督が成績不振で解任されていた最中で突然の一報となった。
衝撃が続く徳島。西谷の契約解除発表には「感謝しかありません」「西谷和希のサッカー人生が幸せであって欲しい」「個サポとして引退するまで応援します」との反響があったほか、他クラブのサポーターからは「争奪戦の始まり」「全力で確保して欲しい」と、獲得を願う声もあった。
2024年シーズンのJリーグ登録期間(ウインドー)は第1期間が1月22日から3月27日まで。西谷は期間外に契約解除となったため、第2期間である7月8日から8月21日の間に登録が可能となり、オファーがあれば他クラブへの加入が認められる。また主な海外リーグなら米メジャーリーグサッカー(MLS)が4月23日まで登録が可能で、カザフスタンやマレーシアなども現時点で可能となっている。
西谷のコメントは以下のとおり。
「徳島ヴォルティスに関わる皆様、4年間本当にお世話になりました。何よりたくさんの苦楽を共にしたファン・サポーターの皆様には僕自身特別な感情がありますし、一番大切な存在で、本当に感謝しています。
今回、何とかチームを良くしたいという気持ちではあったのですが、その気持ちとは逆にチーム状況を悪くしてしまうような形になり、結果としてクラブに迷惑を掛けてしまい、本当に申し訳なく思っています。
それでも4年前に徳島ヴォルティスに来て、監督をはじめとするスタッフや先輩方、そしてファン・サポーターの皆様にヴォルティスのサッカーを教えてもらい、それが凄く大好きになり、今でもその思いは変わりません。
そして、ヴォルティスに来て長谷川徹さんに出会えたことが大きかったです。本当に僕の憧れで、あの人の背中を見て、今まで一緒に過ごすことが出来て凄く良い経験になりました。徹さんのような選手になれるように、これからももっと頑張っていきたいと思っています。皆様、本当にありがとうございました」
(FOOTBALL ZONE編集部)