全北現代の控訴を棄却、ACL出場停止が確定 韓国メディア「その裏側には煮え切らない対応」と暴露
全北現代スカウトが審判買収、控訴するもCASが棄却して大会連覇の夢潰える
国際スポーツ仲裁裁判所(CAS)が3日、2017年度のACL出場権を剥奪されたKリーグ・クラシック(1部)の全北現代モータースの控訴を棄却した。これにより全北現代のアジア・チャンピオンズリーグ(ACL)出場禁止が確定した。
昨年明らかになった全北現代のスカウトが審判を買収した問題で、アジアサッカー連盟(AFC)は全北現代に今季ACL出場を禁止するとしていた。今回、控訴が棄却されており、済州ユナイテッドFCがグループHに入り、蔚山現代FCがプレーオフから繰り上げで出場する。
全北現代は昨年、10年ぶり二度目のアジア王者となりクラブワールドカップにも出場。ディフェンディングチャンピオンとして、8年連続のACL出場となる予定だったがその夢は潰えた。今季は国内リーグとカップ戦に照準を合わせる形となる。
今回の件について、スポーツ総合サイトの韓国メディア「SPOTV NEWS」は「(全北現代の)ACL出場権剥奪のその裏側には、韓国プロサッカー連盟と全北現代の“煮え切らない”対応があったから」と暴露している。
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