クロップ監督の“大きな壁画”、街中に登場も現地賛否「これはすごい」「非常に迷惑」
リバプールのスレーター・ストリートに登場
イングランド1部リバプールのユルゲン・クロップ監督は、今季限りでチームを退任することが確定しているなか、ファンが街中に作成した巨大な壁画に「これは凄い」「レジェンド」と話題を呼んでいる。
ドイツ人のクロップ監督は2015年にドイツ1部ボルシア・ドルトムントからリバプールの監督に就任。UEFAチャンピオンズリーグ(2018-19シーズン)やプレミアリーグ(19-20シーズン)制覇など、これまで6つの主要タイトルをもたらした。しかし、今年1月26日にクロップ監督が今シーズン限りで監督を辞任すると発表した。
そんななか、リバプールの街中にあるスレーター・ストリートに、クロップ監督が描かれた壁画が登場。白地にキャップを被った笑顔のクロップ監督が描かれており、その前にはビールも置かれている。
この壁画をスポーツ専門局「ESPN UK」公式インスタグラムが「ユルゲン・クロップの新たな壁画がリバプールの風景に加わった。ファンは感謝の気持ちを伝え続ける」と綴り公開すると、ファンからは「彼が恋しくなるよ」「これはすごい」「彼の銅像を建てろ」「いいね」「ユルゲンは永遠に生きる」「素晴らしい」とさまざまなコメントが寄せられている。
しかし、英国内にはこの壁画では賛否を呼んでおり、英メディア「talkSPORT」は「壁画がリバプールで公開されたが、一部のファンはあまり感心していない」と言及。SNS上の声を拾いつつ、「広告になるのは非常に迷惑」「完全にブランドに乗っ取られつつある」「なぜブランドが関与しなければならないのか不明」「ただ大きな広告のように見える」と、ドイツビールのエルディンガーのグラスや、醸造所のロゴも描かれており、批判の声も寄せられている。
page1 page2