リバプール遠藤航に懸念点? 不在の可能性を英指摘「受けることを避けなければいけない」

リバプールの遠藤航【写真:ロイター】
リバプールの遠藤航【写真:ロイター】

イエローカードを8枚受けている

 イングランド1部リバプールは、プレミアリーグ第29節を終えて2位のアーセナルに勝ち点差2をつけて首位に立っている。残り9試合で、今シーズン限りで退任するユルゲン・クロップ監督の有終の美を飾れるかが注目されるが、リバプール専門メディア「Liverpool.com」は、チームのキープレーヤーとなっている日本代表MF遠藤航に関する懸念を報じている。

 夏の移籍市場でドイツ1部シュツットガルトからリバプールに加入した遠藤は、中盤のアンカーの位置でチームに不可欠な存在となった。特に遠藤が台頭したことでアルゼンチン代表MFアレクシス・マック・アリスターを一列前で起用できるようになり、チームの機能性は高まった。

 今年1月にはアジアカップに出場したことでリーグ戦3試合を欠場した遠藤だが、2月11日のバーンリー戦(3-1)以降は、リーグ戦6試合中5試合でフル出場を果たしている。相手の攻撃を食い止める役割を担う遠藤だが、すでにここまでプレミアリーグで8枚のイエローカードを受けている。これはウルグアイ代表FWダルウィン・ヌニェスと同じ枚数であり、「Liverpool.com」は「遠藤航とダルウィン・ヌニェスは、シェフィールド・ユナイテッド戦、マンチェスター・ユナイテッド戦、クリスタル・パレス戦でイエローカードを2回受けることを避けなければいけない。もし、彼らがこの期間に2度イエローカードを受けたならば、彼らが警告を受けた回数は10回となり、2試合の出場停止となる。この3試合の後、出場停止の脅威はなくなる。なぜなら、これは32節まで有効なものだからだ」と、33節以降はリセットされることを指摘した。

 そして、「もしリバプールが遠藤かヌニェスを2試合失うことになれば、それは理想とは程遠いことだ。この3試合の後に続く試合はフルハム戦、エバートン戦となっている。最悪のシナリオになっても、リバプールはやり過ごせるだろう。リバプールのMF全員が最高の状態であれば、遠藤は入らないからだ(マック・アリアスターが6番を務め、ドミニク・ソボスライとクルティス・ジョーンズが彼の脇を固める)」とし、さらに「ヌニェスはリバプールにとって大きな選手だが、クロップ監督にはほかにも4人のアタッカーがいる。どちらの欠場も避けたいし、どちらを失っても痛手になる。だが、マンチェスター・シティがロドリを欠くことに比べれば、大きな問題にならない」と、リバプールの選手層の厚さを指摘している。

(FOOTBALL ZONE編集部)



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