北朝鮮の「信頼が再び崩れる」 日本戦中止、167万円罰金処分に韓国疑問視「支払う金はあるのか」
FIFAが4月2日に公式発表
国際サッカー連盟(FIFA)は4月2日、没収試合扱いになった北中米ワールドカップ(W杯)アジア2次予選の日本代表対北朝鮮代表戦を巡り、北朝鮮に対して1万スイスフラン(約167万円)の罰金処分を下したことを発表した。これを韓国のスポーツ・芸能総合サイト「OSEN」は「支払うお金はあるのか」と懐疑的な目を向けている。
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北朝鮮は当初、26日に平壌で北中米W杯アジア2次予選を開催する運びとしていたが、同国の意向から直前で白紙に。3月のFIFA(国際サッカー連盟)デイズ(18日~26日)で中立国を含めた試合開催が困難になったため、中止になった。
その後FIFA規律委員会は、北朝鮮側の一方的な自国開催返上を受け、没収試合で日本の3-0不戦勝となる決定を通知。さらなる処分として、北朝鮮サッカー協会に対し、1万スイスフランの罰金支払いを命じたことを公式サイトで発表した。
これに「OSEN」は「信じられない国…北朝鮮、日本戦の無断取り消しで0-3没収試合+罰金『支払うお金はあるのか』」と見出しを打って報道。「あまりにも突然の取り消しによって世界のサッカークラブで北朝鮮の信頼が再び崩れることになった」と指摘している。
なお日本はこの結果、アジア2次予選で4連勝。6月のミャンマー戦(6日/アウェー)、シリア戦(11日/広島)を残し、最終予選進出が決まった。
(FOOTBALL ZONE編集部)
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