電撃引退の島川俊郎、異例プロキャリア終焉の理由激白「許せないことがあったからです」
突然の現役引退表明で衝撃
シーズン開幕早々に異例の電撃引退を表明した33歳MF島川俊郎が、自身のYouTubeチャンネル上で胸中を激白。J2徳島ヴォルティスで今季をスタート後、突然のプロキャリア終焉に至った経緯に触れ「どうしても許せないことがあったからです」などと明かしている。
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柏アカデミー出身の島川は、2009年にベガルタ仙台でプロキャリアをスタート。以降、期限付き移籍を含め9チーム(仙台、東京ヴェルディ、ブラウブリッツ秋田、レノファ山口、栃木SC、ヴァンフォーレ甲府、大分トリニータ、サガン鳥栖、徳島)でプロキャリアを送った。
今季から徳島へ加入し、開幕から全7試合に出場していたなか、4月1日に突然の現役引退を発表。柏アカデミー時代からの恩師でもある吉田達磨監督が成績不振で解任されていた最中での電撃的な一報が反響を呼んだなかで、自身のYouTubeチャンネル上で引退の経緯に触れた。
島川は「シーズンが始まったばかりでチームがとても苦しい状況の中、チームを離れること、サッカーを辞めること、チームに迷惑をかけてしまったこと本当に申し訳なく思っています」と詫びたうえで、引退の理由について「どうしても許せないことがあったからです」と、具体的な言及を避ける形で明かした。
引退を決断した経緯については「3日前の朝、僕は練習前に1人でグランドを走るんですけどそれを日課にしていてびっくりするぐらいパワーが湧いてこなくて、走ることがもう苦しくて、きつくてこれはえもうチームの力になれないと、サッカーを続けることは難しいなと思い社長に引退させてくださいと言いました」と語っている。
島川は「楽しいサッカーというのは小学生の時で終わりました」と苦難のキャリアを振り返り「ここまでやってくるのはすごく大変でした。JFL、J3、J2、J1とカテゴリーを経験させてもらいましたけど、どのチーム、どのカテゴリーにいても悩みはありました」と胸中を吐露。プロ16年目で現役生活に幕を閉じ、最後は「皆さんに出会えたことが僕の1番の財産です」と感謝の言葉で締め括った。